「“なんで私ばっかり…”」が減っていった理由
「どうせ私なんて…」
「なんで私ばっかり…」
そんなふうに思ってしまうこと、ありませんか?
私自身、以前はまさにそうでした。
頑張っているのに報われないような気がしたり、
人と比べて落ち込んだり、
ちょっとしたことで自分を責めてしまう。
でもある日教えてもらいました。
「誰かに優しくするように、自分にも優しくしたらいいのよ」って。

そこから始めたのが「ジャーナリング(=書く瞑想)」でした。
難しいことは何ひとつなくて、
ただノートに、自分の気持ちをそのまま書くだけ。
そんな小さな習慣が、少しずつ私の心を軽くして、
今では「なんで私ばっかり…」と感じることがずいぶん減りました。
このブログでは、私が試してよかった
「自己肯定感がじわっと育つ、やさしい書く習慣」をお伝えします。
「つい自分を責めちゃう…疲れたな…」と感じているあなたにも、
きっと役に立つはずです。
「ジャーナリングってなに?」と思った方はこちらをどうぞ。
自己肯定感が低いと、なぜ苦しいの?
- 自分を責めがちになる
- 人の顔色が気になる、比べて落ち込む
- 頑張っても「足りない」と感じる
→ これが「なんで私ばっかり…」が生まれる理由☝️

私は子どものころから、どんなに理不尽なことがあっても、
「人のせいにしてはいけない」と思い込んで生きてきました。
その考えは一見まじめで正しいように思えますが、
気づかないうちに“自分を責め続けるクセ”になっていました。
親から言われた言葉を大事にしすぎて、
自分の気持ちよりも、いつも相手の顔色を優先してしまう。
「どうしたら褒めてもらえるのか」
「もっと頑張れば認めてもらえるのか」
そんなふうに思いながら一生懸命頑張っても、
結局、認められることも、満たされることもないまま。
夜になれば、「こんな自分が悪いんだ」と考え込んでしまい、
なかなか眠れないこともありました。
どれだけ頑張っても「まだ足りない」って思ってしまう。
そんな日々の中で、「でもどこまで頑張れば?」「なんで私ばっかり…」
という気持ちがじわじわと積もっていったんだと思います。
書くことで自己肯定感が育つ理由 〜気づくことが、自分を大切にする一歩〜
夜、モヤモヤが止まらなくて、眠れないことはありませんか?

私もよく、ため息ばかりつきながら、何時間も眠れない夜を過ごしていました。
でも、何にそんなに引っかかっているのか、自分でもよく分からない。
誰かに話そうとしても、「明るい話にしようよ」と返されて、
自分の気持ちはどんどん置き去りになっていきました。
小さい頃から、「人の悪口は言ってはいけない」と教えられてきた私は、
知らないうちに、自分の本当の気持ちまで封じ込めていたんです。
そんな中で、私を支えてくれていたのが親友との交換日記でした。
そこには、うれしいことも、不安も、モヤモヤも、素直な気持ちを全部書けた。
相手が「うんうん」と受け止めてくれることで、
書くことが、自分の気持ちを見つめる時間になっていたんですよね。
今思えば、あれはまさに“ジャーナリング”のようなもの。
モヤモヤを言葉にすることで、

「私、こんなふうに感じてたんだ!」
と気づけて、頭の中も心も少しずつ整っていきました。
そうやって、自然と「私は私でいい」という感覚が育っていたのだと思います。
…でも実は大人になってから、いつの間にか書くことをやめてしまいました。
忙しさに流されて、自分の気持ちに目を向けることが減っていき、
その結果、気づかないうちに心の中はパンパンに。
トラウマが悪化し、苦しさが積み重なっていったのは、
“自分の気持ちに気づかないまま”頑張り続けていたからだと、
今なら分かります。
だからこそ私は改めて思うんです。
書くことは、自分を大切にするための小さな対話。

「私は今、こう感じてるんだ」と気づくことは、
自己肯定感を育てる一番の土台になるのだと。
書くことが自己肯定感に効く理由がわかってきたところで、
「じゃあ実際にどう書けばいいの?」という部分を、次に私のやり方をもとにお伝えします。
自己肯定感を育てるジャーナリングのやり方
ここからは、私が実践している自己肯定感を育てるジャーナリングのやり方をお伝えします。
難しく考えなくて大丈夫。
大事なのは、上手に書くことよりも、「自分の気持ちとつながること」です。

今の気持ちをそのまま書くだけ
まずは、今感じていることを、素直にそのまま書いてみます。
うまく言葉にならなくても大丈夫。
「なんかモヤモヤする」
「今日は疲れた」
「意味もなくイライラする」
こんなふうに、まとまっていなくても大丈夫。
今の自分の気持ちに気づいて、外に出してあげることが大事です。
「できたこと」「よかったこと」を探してみる
どんなに小さなことでも大丈夫。
意識して「自分ができたこと」や「よかったこと」を書き出してみます。
例えば…
- 朝ちゃんと起きられた
- ごはんを作った(作れなくても、温めただけでも◎)
- 外に出られた
- ちゃんと休めた
- 自分のためにこのノートを開けた
問いかけながら書くのもおすすめです。
- 「今日、自分が頑張ったことはなんだろう?」
- 「少しでもホッとした瞬間はあったかな?」
→ “できている自分”に自然と気づけるようになります。
どんな感情も、そのまま受け止める

出てきた感情に、良いも悪いもありません。
湧いてきた気持ちは、全部自分の一部。
例えば…
- 「もう頑張りたくない」→「ゆっくり休もうって、自分に言えたんだね」
- 「あの人への怒りが収まらない」→「それだけショックだったんだね。とても強い怒りを感じてるんだね」
どんな言葉も、「それでいいんだよ」「そう思っていいんだよ」と、そっと自分に返してあげます。
たくさんの感情が出てくるほど、それだけ自分は一生懸命生きてきた証。
今日の自分に「ありがとう」と「おつかれさま」を伝える

最後は、自分自身にやさしい言葉をかけて締めくくります。
- 「人はやりたいことをやってもいいんだよ」
- 「これまで我慢して言えなかったよね」
- 「本当によく頑張ってきたね」
- 「今までお疲れ様」
- 「ずっと自分を守ってきてくれてありがとう」
こんなふうに声に出して、言葉にして、自分に伝えてみてください。
その時、両腕で自分の体をぎゅっと抱きしめながら伝えると、もっと心に響きます。
不思議と、「ああ、自分を大事にしているな」って、自分自身がちゃんと感じられるんです。
これらはノートではなく、スマホのアプリでも行うことができます。
おすすめのアプリはこちら💁♀️
👉【(https://www.awarefy.com/app/lp03)】
目的が同じなら手段はなんでもいいと思っています。
ご自身に合うものを使ってみてくださいね。
書くことは、自分を取り戻す時間
こうして続けていると、ふと気づくんです。
「今まで、どれだけ自分を置いてきぼりにしてきたんだろう」って。
でも、気づけたその瞬間から、ちゃんと自分とつながり直せます。
ジャーナリングは、自己肯定感を育てるためのやさしい自分との対話なんです。
おわりに:書くことから始まる、やさしい自己肯定

自己肯定感は、一気に高めようとしてもなかなか難しいもの。
でも、自分の気持ちに気づき、そっと寄り添ってあげる時間を持つことで、
少しずつ変わっていくものだと私は思います。
「書くこと」はその第一歩。
うまく書けなくても大丈夫。気持ちがあふれたら、またページを開いてみてください。
そして、私がこれまで続けてきた自己肯定感を育てるための他の習慣も、きっとあなたの役に立つはずです。
「どうせ私なんて…」と感じてしまうことが多かった私が、
少しずつ心を整えていけた方法はまた後日紹介していきます。
