この記事では、
・機能不全家族に気づいたきっかけ
・その後に起きた変化
・回復の初期にやったこと
を実体験としてシリーズでまとめています。
読み進める中でつらくなったときは、
無理をせず手を止めてください。休みながらで大丈夫です。
これまでの記事はこちらをご覧ください。
機能不全家族で育った私①|「普通の家庭」が分からなかった理由
機能不全家族で育った私②|回復の途中でしんどかったことと転期
この記事では、
「ちゃんとしなきゃ」と思っていた私が、
自分を見つめる中で少しずつ楽になっていった方法をお伝えしています。
自分の味方になるってどういうこと?
②の記事でも書いたように、
「自分の味方は自分」という言葉にハッとしました。
でも最初は、何をどうすればいいのか分かりませんでした。
怒りや悲しみ、違和感や不安。
どんな気持ちが出てきても大丈夫ということ。
その気持ちを感じていいこと。
それは、あなたが自分を守ろうとしているサインだからです。

この記事では「回復」という言葉を使っていますが、
私にとっては「元に戻る」というより、
少しずつ「楽になっていく」感覚の方が近いものでした。
ペースはゆっくりで大丈夫。
安心できる場所は、これから作っていくことができます。
私が、自分と手を繋いでいるような安心感を得られる、
少しずつ「自分の味方になれた」と感じられるようになった方法を、ここからお伝えします。
自分の味方になるためにやったこと
感情を否定しない
私は長い間、自分の感情を否定することが当たり前になっていました。
怒ってはいけない。
悲しんではいけない。
こんなことでつらいと思う自分がおかしい。
そうやって、感じたことにフタをする癖がついていたのだと思います。
でも、回復の中で気づいたことがあります。
感情は、隠したりなくすものではなく、
気づいてあげるものだったということです。

例えば、イライラしたとき。
以前の私は、「こんなことでイライラするなんて」と自分を責めていました。
でも今は、
「私は今、イライラしているんだな」
と、そのまま受け止めるようにしています。
それだけで、少し気持ちが落ち着くことに気づきました。
「そのまま受け止められないよ」という方はその気持ちすら
「そのまま受け止められないよと感じてるんだね」と受け止めていいのです。
感情に、良いも悪いもありません。
どんな気持ちも、
自分を守ろうとしてくれている大切なサインです✨
まずは、「感じていること」に気づいてあげること。
それが、自分の味方になる第一歩でした🚶➡️
ただ、感情に気づけるようになっても、
最初はそれが何を意味しているのか分かりませんでした。
そこで次にやったのが、
「自分に興味を持つこと」でした。
自分に興味を持つ
私は長い間、「自分に興味を持つ」という感覚が分かりませんでした。
自分のことよりも、周りのことを優先するのが当たり前で、
「自分がどうしたいのか」を考えること自体が、ほとんどありませんでした。

だから最初は、
「自分に興味を持つ」と言われても、
何をすればいいのか全く分かりませんでした。
そんなときに始めたのが、
自分に問いかけることでした。
例えば、こんな問いから始めてみてください。
・今日、少しでも楽しかったことは?
・今、どんな気分?
・最近、気になっていることは?
私も、最初からうまくできたわけではありませんでした。
「自分に興味を持つ」と言われても、
何も思いつかないことも多くありました。
書こうとしても手が止まってしまったり、
「これに意味があるのかな」と感じてしまう日もありました。

それでも、うまくできなくていいから、
思いついたことをそのまま書くようにしていました。
「今日は何も分からなかった」
そんな一言の日もありました。
それでも、思いつくままに書いたり、
信頼できる人に聞いてみたりしながら、
少しずつ自分を知っていきました。
その中で気づいたのは、
自分は思っていたよりも「幸せそうに見えている」ということでした。
自分の中では、つらさや違和感ばかりに目が向いていたけれど、
外から見ると違って見えるのだと知りました。
そのギャップは、少し驚きでしたが、
同時に、自分を知るヒントにもなりました。
それからは、
「小さくてもいいから、やりたいと思ったことをやる」
ことを意識するようになりました。
例えば
・大切な友人とお茶をする
・好きな音楽を聴く
・写真を撮る
・ただゆっくり過ごす
そんな小さなことでも、
「自分がどう感じるか」を大切にしてみました。
自分に興味を持つというのは、
特別なことをすることではありませんでした。

「自分はどう感じているのか」
「何が好きで、何が苦手なのか」
それを少しずつ知っていくこと。
それが、自分の味方になるための一歩だったのだと思います。
私はそのために、ジャーナリングという形で書くことを続けました。
→【ジャーナリング記事】
自分に興味を持つことで、
「自分がどう感じているか」に少しずつ気づけるようになりました。
ただ、気づけるようになっても、
すぐに自分を肯定できるわけではありませんでした。
そこで次に意識したのが、
「できたことに目を向けること」でした。
「できたこと」に目を向ける
以前の私は、できていないことばかりに目が向いていました。
もっと頑張らなきゃいけない。
まだ足りない。
ちゃんとできていない。
そんなふうに、自分に対して厳しい目を向けるのが当たり前になっていたのだと思います。
でもある時「視点を変えてみたら?」と言われ、少しずつ気づくことに。
自分を苦しくしていたのは、
「できていないこと」ではなく、
「できていることを見ていなかったこと」だったのかもしれないと。

それからは、どんなに小さなことでもいいから、
「できたこと」を意識して見るようにしました。
例えば
・今日はちゃんと起きられた
・人と話せた
・休むことができた
・自分の気持ちに気づけた
そんな当たり前に見えることでも、
そのときの自分にとっては「できたこと」でした。
最初は違和感もありました。
こんなことでいいのかな、と思うこともありました。
それでも続けていくうちに、
少しずつ自分を見る目が変わっていきました。
「できている自分」にも目を向けられるようになったとき、
少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。
ノートに書き出すだけでなく
書いたあとに花丸をつけるようにしました。
そしてできた自分に拍手をしたり、
少し大げさなくらいに笑顔をつくりました。
最初は少し照れくささもありましたが、
続けるうちに自然とできるようになりました。
「私、よくできたね」
「やったね、えらいぞ」

そんなふうに自分に声をかけていると、
自分の中にいる小さな私が、
ほっとしているような気がしました。
そうして書くことで、自分では気づけなかった「できたこと」にも
気づけるようになりました。
私はこの方法で、少しずつ自分を責める時間が減っていきました。
→【ジャーナリング記事】
終わりに|最初はできなくて当たり前だった
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「自分の味方になる」と言われても、
最初は何をすればいいのか分からないと思います。
私自身も、ずっとそうでした。
でも、特別なことをする必要はありませんでした。
・自分の感情に気づくこと
・小さくても「できたこと」を見つけること
・ほんの少し、自分にやさしい言葉をかけること
その積み重ねが、
少しずつ「自分の味方になる感覚」につながっていきました。

いきなり変わらなくても大丈夫です。
できることを、できる範囲で。
それだけでも、十分です。
もし今、つらさを感じているとしたら、
まずは「そう感じている自分」に気づいてあげてください。
それが、自分の味方になり楽になるための最初の一歩だと思います。
私は「書くこと」で、自分の気持ちに気づけるようになりました。
→「“なんで私ばっかり…”が減った|自己肯定感が上がるやさしい習慣」
一人で整理するのが難しいときは、
誰かに話すことも大きな助けになります。
→【セッションページ】

